パリのルーブル美術館に近い「パレ・ロワイアル」の中庭を北の外れまで
歩いたあたりに、「ギャラリエ ヴィヴィエンヌ」というパッサージュ(抜け道)
がある。パリでは、古くからのパッサージュが残っているところが、今では、
少なくなったようだが、ここは、その一つ。
想像していたよりも何か綺麗になってしまっていて、落ち着かない気分に
なった。ガラスの天井窓から外の明かりが降り注いで、通りは雨の日でも
結構明るい。
中庭のように広くなっているところには、オープンカフェが店を開いていて、
歩き着かれた足を休めるのにはいい。パリの街には、至る所にカフェがあり
ゆったりと時間を過ごすことができる。
30.Apr 2010-09.June 2010 F6 マーメイド水彩紙
荒目 ペン 透明水彩