イタリアでもっとも広い湖・ガルダ湖の一番北にある町リーヴァでは、3連泊してスケッチを楽しんだ。リーヴァは、それほど大きな町ではなく、一日かけて回ってみて充分な感じがしたので、翌日は、近くの港から遊覧船に乗り、湖畔の別の町を探検することにした。
ガルダ湖の北岸にあるガルドーネの町を目指すことにして、9時にはリーヴァを出発した。船外デッキでは風が強すぎて寒いので、中に移動したが、その日一番の船であったのか、殆ど乗客の姿がない。船はかなりのスピードで走るのだが、目的地のガルドーネには、なかなか着かない。
少し心配になって、置いてあった時刻表をみると、船で2時間ほどの距離にあることがわかった。このまま行けば、11時近くに着く予定だ。そこで、2時間ほど過ごしたとして、帰り道も2時間もかかるわけで、果たして夕飯の時間に間に合うかどうか。
時刻表を良く見てみると、ガルドーネからの帰りの船は、午後3時過ぎでないと無いことが分かり、急遽、次の停船地である、マルチェヅィーネで降りることにした。この町からは、1時間に2便ほど船が出ているので、遅れることもないはずである。あぶないところで、ガルドーネまで行きそうになってしまったが、こういうハプニングは、一人旅にはつき物で、それもまた旅をする楽しみである。
偶然にも訪れることになったマルチェヅィーネの町。ところが、思いがけず、素敵な所で、スケッチする場所がいたるところにあった。2時間のつもりが、その倍近くも居ることになった。隅々まで歩いても30分もあれば行けるような小さな町だったが、今回の旅でも特に思い出に残る場所の一つになった。
朝から日差しが強くて日に焼けるほどだったのを思い出す。船着場の近くにあるカフェでワインを飲みながら、船のある港の風景を眺めてスケッチした。その場で、色もつけて7割ほど仕上げてきた。
ガルダ湖の北岸にあるガルドーネの町を目指すことにして、9時にはリーヴァを出発した。船外デッキでは風が強すぎて寒いので、中に移動したが、その日一番の船であったのか、殆ど乗客の姿がない。船はかなりのスピードで走るのだが、目的地のガルドーネには、なかなか着かない。
少し心配になって、置いてあった時刻表をみると、船で2時間ほどの距離にあることがわかった。このまま行けば、11時近くに着く予定だ。そこで、2時間ほど過ごしたとして、帰り道も2時間もかかるわけで、果たして夕飯の時間に間に合うかどうか。
時刻表を良く見てみると、ガルドーネからの帰りの船は、午後3時過ぎでないと無いことが分かり、急遽、次の停船地である、マルチェヅィーネで降りることにした。この町からは、1時間に2便ほど船が出ているので、遅れることもないはずである。あぶないところで、ガルドーネまで行きそうになってしまったが、こういうハプニングは、一人旅にはつき物で、それもまた旅をする楽しみである。
偶然にも訪れることになったマルチェヅィーネの町。ところが、思いがけず、素敵な所で、スケッチする場所がいたるところにあった。2時間のつもりが、その倍近くも居ることになった。隅々まで歩いても30分もあれば行けるような小さな町だったが、今回の旅でも特に思い出に残る場所の一つになった。
朝から日差しが強くて日に焼けるほどだったのを思い出す。船着場の近くにあるカフェでワインを飲みながら、船のある港の風景を眺めてスケッチした。その場で、色もつけて7割ほど仕上げてきた。
2008.10.12. F6
マーメイド水彩紙
ペン 透明水彩
マーメイド水彩紙
ペン 透明水彩