森の小径・トレマロ礼拝堂
フランスのブルターニュを旅した時にポンタヴェンの町を訪ねる。
泊まった宿から「トレマロ礼拝堂」まで丘を登っていくと、途中から
森の中の小径が続いている。朝の光に照らされて、それは眩しい
ほどの緑のアーチの中を、30分ほどかけて、ゆっくりと散歩を楽し
んだ。
トレマロ礼拝堂に安置されている「黄色いキリスト像」を当時この
地に住んでいたゴーギャンが描いたことで知られている。
誰もいない礼拝堂の薄暗がりの中で、なにか畏敬の念を感じた
ことを思い出す。
07.sep.2014.-04.oug.2015.
P6 レタリングペン2.0
透明水彩 モロー水彩紙