
テラスからワイキキビーチが目の前で、とても眺めが良かったのを覚えている。雨上がりの海の色が日差しを浴びて、見る見るうちに変わっていく。いつまで見ていても飽きない最高のひと時をすごした。絵にはとても表現できそうにないほど、それは美しかった。
紙を水で十分にぬらしてから、海の色をとって滲ませていく。色違いを2~3色同じようにたらしこんでいって、髪の上でそれらが互いに混ざり合っていく。下絵を描かずに、浜辺まで一気に描けあげた。紙がぬれているうちに、水を含ませた筆を何箇所か落としてやり、変化をつけたり、波になったつもりで海の中を動き回った。とても楽しい作業で、一度乾かしてから椰子の木やビーチの人影、船などを描き入れた。
2008.5.29. F6 モロー水彩紙 粗目 185g ガッシュ