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2012年7月31日火曜日

ロンダの川岸から2

スペインのロンダの町を歩きながら、風景を描いてすごす。
旧市街の川沿いの道を下へ降りていくと、アーチ形の城門が
あって、その袂から石段を降りていくと、また小さな石橋が架
かっている。このあたりまでくると家並みの様子もだいぶ違っ
ていて、古い石造りの家が建っている。
振り返ってみると、旧市街の町並みが崖の上に広がっている
のが見える。
4月の下旬にもかかわらず大層暑い日で、じっとしていると汗
が滴り落ちてきた。

27.Apr.2012-31.Jul.2012   P6レタリングペン 透明水彩
モロー水彩紙細目185kg

2012年7月30日月曜日

ロンダの川岸から

スペインのロンダに泊まって三日目。ヌエボ橋を渡って旧市街に
入り、坂道を降りて川岸のところまで足を伸ばしてみた。この辺り
まで来ると、旧市街の町並みと違って、のんびりとした感じの田園
風景が広がっている。
川向こうの牧場では、乗馬の練習をしているのか何頭もの馬と厩
舎が見える。川沿いの道を東に進み振り返ってみると旧市街の家
並みが遠くに見える。川までは見下ろしだが、そこからは崖の上ま
で斜面が上っている風景で、早速書いてみることにした。

27.Apr.2012.-30.Jul.2012.   P6
  ダーマートグラフ  透明水彩

町へ続く道

スペインのモンテフリオ(Montefrio )の町で、絵を描き
ながら一日すごし、夕刻になったので、宿へ戻ることに
した。
崖の上に立つヴィラ教会の建物が木立の間から見えて
いる。この町も、朝早くと夕刻の景色がすばらしい。

22.Apr.2012.-30.Jul.2012.
ダーマートグラフ  画用紙   透明水彩  P6

赤い車のある路地裏

スペインのモンテフリオという町で見た風景。石造りの家が並ぶ
路地裏を歩いていると一軒の家の前に赤い車が止っている。
これから何処かへ出掛けるところなのか子供の声もする。暫く
すると、五歳くらいの小さな女の子と、そのお兄ちゃんらしい二人
が出てきて、サッカーボールを蹴るお兄ちゃんの傍らで何か話し
かけている。
近づいてきた二人に絵を見せてあげると、ここが自分たちの家で、
車もそうなのだというようなことを話してくれた。お父さんらしい人
が出てきて、三人で出掛けるところらしい。

22.Apr.2012.-30.Jul.2012.  ダーマートグラフ  P6
透明水彩  画用紙

2012年7月29日日曜日

船溜りの風景

構造物のある風景の作例で描いたもの。ペンと水彩の組み合わせで、
水の映りを中心にしてみた。
29.Jul.2012.  P6 モロー水彩紙細目 透明水彩  レタリングペン

2012年7月26日木曜日

ガードのある風景

構造物のある風景を描く。道路に対して斜めに掛かっている橋の下が
ガードになっていて、それを左側手前のあたりから見上げている風景だ。
橋やガードにかかわらず、構造物や建物を描くときに見誤りがちなのが
斜めの傾きや角度だ。
横の寸法は、割合と正確によみとれるが、縦方向の長さや斜めの角度を
正確に掴むのは難しい。
この絵を描くときにも、二度ほど間違えて描きなおしているが、こうした
ものを練習するには、もってこいの題材だ。
2012.7.24. A4 レタリングペン 透明水彩 モロー水彩紙細目300㎏

2012年7月22日日曜日

ロンダのヌエボ橋で

スペイン滞在八日目。ロンダの町を一日かけて歩いて、絵を描く
ことにする。
朝早くヌエボ橋を渡って旧市街へ行ってみる。「ヌエボ」とは、ヌゥ

オーボ、新しいという意味のスペイン語だ。深い峡谷に隔てられた
二つの街を繋ぐ生命線とも呼べる場所。ここからの朝の眺めが
格別で、人の姿のない時間に、すばらしい眺めをゆっくりと堪能
することができた。
27.Apr.2012.-18.Jul.2012.  レタリングペン   F6
モロー水彩紙細目 透明水彩

2012年7月17日火曜日

新宿区中落合・寺斉橋ふきん

地下鉄大江戸線の中井駅から、西武新宿線へ乗り換えるときに
通る橋で、名前を調べたら、寺斉橋というらしい。
下を流れる川が妙少寺川。駅から駅へと行きかう人の流れがあり、
商店街もなかなか賑わいがある。
橋近くの喫茶店の二階から見下ろした風景を描いてみた。

05.Jul.2012.-17.Jul.2012. ダーマートグラフ  P6
透明水彩 画用紙

2012年7月10日火曜日

分かれ道

スペイン滞在4日目。今日も終日モンテフリオですごす。ホテルのある
町外れまで続く道の途中に、いくつかわかれ道があるが、ここもその
ひとつ。このあたりから振り返ってみると崖の上のヴィラ教会がよく
見える。
歩きつかれて休みたくなり、ホテルに戻る前に描いた、この日最後の
一枚。
23.Apr.2012.-10.Jul.2012. ダーマトグラフ   P6
透明水彩  画用紙

朝の光

前日にロケハンしてあったので、おおよその見当は
ついていた。モンテフリオの町の中心にある広場まで

降りてから、東よりの道を選んで坂を上っていく。
なかなかの勾配で、まだ坂道になれてないせいもあ
り息が切れてくる。
休みながら歩いていくと視界が開けて教会の建物が

見えてきた。建物や道にできた影がとても魅力的で、
スペインに来て一枚目のスケッチを始める。


22.Apr.2012.-10.Jul.2012. ダーマトグラフ  P6
 透明水彩  画用紙

2012年7月7日土曜日

昼下がりの路地

外国の見知らぬ町で困るのは、用を足すのに不自由なことだ。
モンテフリオ(
Montefurio)の町はずれにあるホテルに泊まった
ものの、ホテルから町の中心まで歩いて15分ほどかかる。
急に用を足したいと思っても、ホテルの部屋へ戻るには、20分
以上はかかる。近くに店があれば、飲み物を頼んで借りること
もできるが、スペインの地では、シエスタ(午睡、午後の休憩)
というのがある。
バールのような店でも大きなレストランでも、余程のことない限り、
昼下がりの2~3時間は、みな閉めてしまう。郷に入れば、郷に
従えとは云うものの、その土地の習慣をつい忘れてしまう。
この時は、一番高いところにある教会付属?のレストランのトイ
レが開いていたので助かった。

22.Apr.2012.-07.Jul.2012.  レタリングペン2.0   F6
透明水彩  モロー水彩紙・細目

オリーブの木のある曲がり道

モンテフリオ(Montefurio)の村の中を歩きつかれて、緑のある
風景を見ようと少し高いところへ上ってきた。
モンテフリオの村が一望できる丘の上まであがってくると、道が

カーブしたところに展望台のような小さな広場がある。小さな椅
子もあって、観光に訪れる人たちの為だろうか。高い木の下に
日陰ができている。そこで汗がひけるまで一休み。
上ってきた道を振り返って見た眺めを描く。菜の花のような鮮や

かな黄色の中にオリーブの木が立っていて、午後の日差しがま
ぶしい。22.Apr.2012-07.Jul.2012. ダーマートグラフ  P6
 透明水彩  画用紙

2012年7月4日水曜日

オリーブ畑から

スペイン滞在三日目。モンテフリオの村が一望できる丘の上に
上がってみると、そこは一面のオリーブ畑。旅行中、アンダルシア
のどの町を通っても、丘や山の至る所にオリーブの木が育てられ
ているのに驚いた。
木々の間に見え隠れするモンテフリオの家並みを見ながら、オリ

ーブの木を描いてみた。


22.Apr.2012.   P6  ダーマトグラフ  透明水彩  画用紙

2012年7月2日月曜日

ロンダの広場にて

スペイン滞在六日目。ロンダの旧市街を歩く。ヌエボ橋と闘牛発祥の
地として有名なロンダの街だが、そのヌエボ橋の掛かる渓谷の一番
下からの絶景が有名だ。
100メートル余りの落差がある渓谷の一番下まで降りていける急な

坂道がある。その崖沿いの道が始まる辺りに小さな広場があって、
その一角にあるレストランのあたりの眺めを描くことにした。
観光客が馬車に揺られて通り過ぎていく音や、広場で先ほどから弾

き語りしているギター音色を聞きながら、日陰に立つこと、15分ほど
で描きあげた一枚だ。
25.Apr.2012. F0  モロー水彩紙細目
レタリングペン2.0  透明水彩