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2009年8月24日月曜日

ドュルヴュイの黄色い家



ベルギーの小さな街・ドュルヴュイに泊まって、町を歩きながらスケッチをする。
泊まったホテルの東側にある陸橋を渡って、のぼり坂を行くと、川のたもとに大きな屋根の教会がある。
その教会の横を下っていくと、黄色いドアの可愛い家が目に留まる。いかにもこの街にぴったりの雰囲気の小さな家で、さっそく絵に描くことにする。スレートの屋根瓦が葺いてあり、其の上には、大き目の煙突がのっかっている。こんな煙突なら、細身のサンタが中に入ることもできるのではと、勝手な想像をしながらペンを運ばせていく。
鉄製の格子戸の向こうに中庭がみえているが、緑とレンガ色と、黄色のドアと、物語に出てくるような配色に見入ってしまう。
パレットの色を沢山使いたくなってしまうような賑やかさを味わいながら、暫らく時を過ごした。

09.may.2009. Durbuy     マーメイド水彩紙     
荒目   235g    ペン  透明水彩