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2007年12月19日水曜日

ハルシュタットのクリスマス Hallstatt-2

ハルシュタットの湖畔に並ぶボートハウス。夏の賑わいを終えて、ひっそりと静まり返っている。広場に続く道の上にも、その傍らの木々の上にも、そしてボートハウスの屋根にも今年一番の雪が降り積もり、クリスマスイブの夜を迎える準備は整った。
2007.12.19.  SM  ペン  透明水彩

ハルシュタットのクリスマス Hallstatt-1

今年の夏の旅行で訪れたオーストリアの村、ハルシュタットでは、もう雪が降っているだろうか。クリスマスの近づく頃には、一面の銀世界になっているのではないか。サンタクロースが、きっと訪れるに違いない、そんな思いにさせてくれるハルシュタットの村に想いを寄せて描いてみた。
2007.12.19.  SMオリオン・ワーグマン ペン 透明水彩

2007年12月10日月曜日

ヴィットルキアーノの路地

スケッチ旅行の三日目。イタリアのボマルツォから車で30分程のところにヴィットルキアーノという村がある。岩山の上に石積みの家が立ち並び、中世の山岳都市として開かれた所のようだ。村の入り口に石造りの門があり、それをくぐると、中世そのままの佇まいで狭い道を挟むように家々が立ち並んでいる。道は村の中を一周してまた元の門のある広場に出るようになっている。しばしスケッチをしていると、村の作り酒屋(地元で取れる葡萄からワインを作っているらしい)のご主人と奥さんらしき二人に出会い挨拶を交わす。しばらくして、先ほどの女性がワインのボトルを手に持って現れて、私に、くださると話しかけてきた。片言のイタリア語で礼を言って頂くと、「どこから来たのだ」と言うので、日本からスケッチに来たと話す。思いがけない贈り物に人情の厚さを感じてしまった。ワイン蔵と思われる場所のロゴだけは写してきたが、肝心の住所と名前を聞き忘れてしまった。機会があれば、お礼の手紙など出そうと思う。とても古くからの村のようで、玄関に繋がる石段の角が擦り切れているのを発見して驚いた。年月の長さとそこで営まれた人々の暮らしぶりが伺われるように思う。とても静かな路地だった。
2007.10.12. F6  モロー水彩紙荒目   ダーマトグラフ  透明水彩

2007年12月9日日曜日

落葉

新宿御苑でスケッチ会。朝から小春日和の温かさで、気持ちよく一日すごした。今年の紅葉も、今日が最後だったかも知れない。午後から風が出てきて、新宿門の大銀杏の前を通ると「銀杏吹雪」の様が見られた。風に吹かれて、黄色い蝶のように舞い落ちてくるのを大勢の人が見上げていて、そこだけが映画のワンシーンのようにも思えた。帰り際に思わずプレゼントを貰った気分で、うれしい気持ちで帰路についた。
2007.12.9. P6 ダーマトグラフ 透明水彩

2007年12月5日水曜日

トスカーナの丘

イタリア旅行でトスカーナ地方を通り、どこまでも続く丘の広がりを絵に描いてみることにした。林や畑、丘のつながり、建物や道の行く手など細部には、あまりとらわれず単純化して描いた。空の色をおいてから山並みを薄く塗り、遠景の畑から手前へと進めていった。建物や木々、道のつながりは、全体の色調に合わせながら、それぞれが自己主張しすぎないようにバランスを考えた。最後に畑の畝をいくつか描き込んで完成する。
2007.11.  F12  4B鉛筆  透明水彩