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2008年11月13日木曜日

赤い家の見える運河


イタリア旅行、ヴェネツィアでの2日目。午後はバルバナ運河のあたりまで散策して、2枚ほどそこでスケッチしたものの1枚。小さな橋を幾つか越したところで、急に視界に赤い建物が飛び込んできた。一つ向こうの橋の奥に見えるその建物が描きたくなってスケッチブックを広げた。
左手の建物の壁はは弧を描くように湾曲していて、その辺り一帯が暖色系の色に包まれているように感じたものだ。とっておきの場所を発見したような興奮に包まれて、幸せな気分に浸りながら、ペンを走らせた。


2008.10.8.  F6   マーメイド水彩紙 荒目   ペン  透明水彩

2008年11月11日火曜日

サン・トロヴァーゾ付近の運河


2日目は、ホテルに近い乗り場からヴァポレット(水上バス)に乗り、アカデミア橋で降りて、サン・トロバーゾ運河に行くことにした。運河に沿って南に進むと、やがてゴンドラの造船所が見えてきた。この辺りは、観光ポイントの一つのようで、とても賑わう所のようだが、まだ、朝早いこともあってそれほどの人出ではない。
さっそく、造船所の裏手に回って、船が係留してある館の前で、描いたみた。その場で、色をつけていると、私の立っていた玄関の家の主が出てきて、「この辺りはいい所でしょ。」と話しかけてきた。私も、片言のイタリア語で挨拶を交わすと、その女主は、ニコニコしながら、先に見える橋を指差して、「あそこで描いてみるといい。」と、勧めてくれた。描き終えて時間をみると、もう昼時になっていた。

2008.10.8.  F6
モロー水彩紙 中目
 ペン  透明水彩

サン・モイーゼ広場付近の運河


イタリア旅行2日目は、ヴェネツィアで泊まったホテルの直ぐ近くにある運河を描くことから始まった。前夜、ローマ広場の近くから水上タクシーに乗って着いたのがちょうどこの右手の広場だった。運河に架かる橋の上から、まだ明けきらない運河を見渡すと、突き当りの辺りが白々として、なにやらマリア像のようなものが飾られている壁が見えてきた。水面に映る建物の影が緩やかに揺れて見える。まぎれもなく、ヴェネツィアにいるのを実感した朝だった。

2008.10.8.  F6  
マーメイド水彩紙 荒目
  ペン  透明水彩

2008年11月10日月曜日

ブラーノ島の町並み


イタリア旅行3日目は、朝からヴァポレット(水上バス)に乗って、ムラーノ島とブラーノ島に足を伸ばした。舟で1時間弱の行程の予定だったが、何かその日だけ規制があって大回りしなければならず、2時間近くかかってしまった。
ムラーノ島は、ヴェネツィアンガラスの工房がある所として知られているが、私たちの目的がスケッチ旅行であったので、一通り見た後、ブラーノ島まで行って時間を取ることになった。ブラーノ島の家々は、とてもカラフルな色に彩られていて、本島とは違った雰囲気をもっている。漁業とレース編みの島として知られている所だ。メインストリートの町並みは、土産物の店などで賑わっているが、路地を曲がって裏手に回ると、洗濯物など干してある軒下が続いていて、島に住む人たちの生活の様子を垣間見ることが出来た。


2008.10.8.   F8
オリオン・ソフトウーブ紙 中目
   ペン  透明水彩

第五回加藤正三郎水彩画展 開催中です!


                              サン・マルコ寺院  F6

2008年の10月6日より、ヴェネツィアとリーヴァにスケッチ旅行に出かける。

ヴェネツィア本島に4泊して近くの島も見てきたが、やはり、本島の街並みがひときわ魅力的であった。この絵は、泊まったホテルに近いサンマルコ広場で描いたものの一枚。観光客で賑わうサン・マルコ寺院の前で、スケッチしたもので、私にとっては、忘れられないひと時だった。

夕暮れになると、広場に面したカフェに楽隊が出て、素敵な曲を聞かせてくれた。向かい合わせで、二つの楽隊が演奏していたが、どちらも互いに邪魔になることがなく、周りを取り囲む聴衆を魅了して、夜遅くまで賑わっていた。サン・マルコ広場の大きさを実感した出来事だった。

早朝と、人影が少なくなる夜半の広場が、とても幻想的で、忘れられない思い出のひとつだ。


2008.10.7.  F6 
モロー水彩紙  粗目
  ペン  透明水彩