井の頭三丁目11

京王線の「井の頭公園」駅を出て、線路沿いに左へ行くと、緩やかな坂道になる。左手のサクラの新芽が伸びてきて鬱蒼とした緑のトンネルを作っている。塀沿いに立ってゆるい上り坂を見上げるようにして描いた一枚。電車の沿線であるにも関わらず、とても静かで、落ち着いた雰囲気がある町だ。
2008.4.28.　　Ｐ６　　ダーマトグラフ　　透明水彩

井の頭公園・夕焼け橋から

吉祥寺から京王線で一駅のると井の頭公園駅につく。公園に入って「旧神田上水」沿いに下流に歩くと、夕焼け橋にでる。その橋の上から、上流を見て描いた一枚。ちょうど「明星学園」の子供たちが遠足に来ていて、川の周りはとても賑やかになった。新緑が鮮やかな季節になって、公園の「ツツジ」もだいぶ咲き始めた。
2008.4.28.　　Ｐ６　　ダーマトグラフ　　透明水彩

月島川・西仲橋下

晴海通りの「勝どき駅」の交差点を東に行くと、隅田川に繋がる月島川がある。川に架かる橋を渡ると、川岸に降りられるようになっていて、岸の階段に腰掛けて、対岸に係留されている船を描く。西仲橋を東に行くと、この界隈で近頃有名になったとか言う「もんじゃ横丁」の通りにでる。日曜日とあって、観光客らしい人にたくさん会った。
2008.4.27.　　Ｐ６　　ダーマトグラフ　　透明水彩

新勝どき川・浜前橋から

朝からの曇り空。隅田川に繋がる「新勝どき川」に架かる橋の上からの眺め。川べりの辺りだけが、昔からの勝どき界隈の空気を伝えているように感じる。この辺りも、新しい道路建設の話が持ち上がっているようで、地元の人の話では、あと10年もすれば跡形もなく変わってしまうのではないかと言うことだ。浜前橋の上から、南側を向いてスケッチし、その場で彩色する。
2008.4.27.　　Ｐ６ダーマトグラフ　　透明水彩

牡丹の咲く頃3

牡丹公園で描いたスケッチの一枚。白のガッシュを使って少しくすんだ牡丹色を作り対比させることで、鮮やかな色がひき立つように工夫してみた。まだまだ精進が必要だが、白のガッシュを使いこなせるようにしていきたい。
2008.4.24.　　ＳＭ　　　ダーマトグラフ　透明水彩　白のガッシュ

牡丹の咲くころ2

「牡丹公園」で見た別の種類。やわらかいピンクの色が、なんとも幸せな気分にしてくれる花だ。一時の輝きは、絵で表現するのも難しく、牡丹の生命力には、かなわないものがある。

2008.4.24.　　　ＳＭ　　　ダーマトグラフ透明水彩　　白のガッシュ

牡丹の咲くころ1

東京の門前仲町近くにある「牡丹公園」に出かけ、今が旬の牡丹を描く。実際に取材したのは２週間ほど前だが、今年もいろいろな種類の牡丹が咲き誇っていて、道行く人の目を楽しませているようだ。この時期訪れてみたい所の一つだ。
2008.4.24.　　　ＳＭ　　ダーマトグラフ透明水彩　白のガッシュ

雑木林の春4

東京に残る武蔵野の雑木林をたずねて、一日絵を描く。朝のうちは曇っていたが、描いているうちに日差しが顔をのぞかせ、林の中がいっきに明るくなった。下っている林の中を描いたうちの一枚。
2008.4.21.　　Ｐ６ダーマトグラフ　水彩

雑木林の春3

同じ場所でスケッチしたうちの一枚。上っている林の西側に向かって描く。手前の木からはじめて、近くから遠くの木へと視線を移しながら林の木々の様子を描いてみた。
2008.4.21.　　Ｐ６ダーマトグラフ　水彩

雑木林の春2

雑木林の南東の方向に向かって、下っている林の木々の様子を描く。４枚描いたうちの一枚だが、描き始めてから２まいめにあたる。いつも同じようなことを思うのだが、久しぶりに野外で絵を描き始めて、少しずつ、手が慣れていくのを感じる。一枚目よりも二枚目。二枚目よりも三枚目と、少しずつ目がなれるというか、手の動きと目で見ることのつながりが出てくるように思う。かといって、数多く描けばよいかというと、私の場合は、４．５枚ぐらいスケッチして色をつけるのが、一日の野外での作業としてはぎりぎりという感じだ。それ以上たつと、疲れてきて、集中が続かなくなる。
2008.4.21.　　Ｐ６　　ダーマトグラフ　　透明水彩

雑木林の春

雑木林で一番最初に描いた絵。　奥に向かって上がっている林の木々の様子を描いてみた。画面の中で、目の高さをどこに持ってくると下り坂になるか、または、上り坂になるのか、その描き方を先生から教えていただいた。また、自分の立つ位置から一番近いものから描き始めて順に奥へと描きすすめること、自分の立つ位置によって、木々の間隔やそのバランスが変わって見えることなども、目から鱗のような感じで体験することができた。
2008.4.21.　　Ｐ６ダーマトグラフ　　透明水彩