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2007年9月2日日曜日

善福寺公園・晩夏

久しぶりにスケッチ会に参加する。9月に入ったとはいえ、残暑の公園でのスケッチとなった。何処を見てもまだ夏を思わせる緑一色。先生の話では、描きにくい季節らしい。木々の緑に変化が無く、その違いが表現しにくいとのこと。明暗や色彩の変化を、遠近としてとらえて描くようにすれば良いことを教わる。遠くの木々は、ゆっくりやさしく軽やかにダーマトの線を引き、近くのものは、早く強いタッチで荒々しく線を引くと、ものの遠近感が表現できる。それに彩色を施していくことになる。
見るものの視線を誘うような線の強調、画面全体の流れ(動き)を意識することなど、とても興味深い話をきくことができた。