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2007年9月28日金曜日

ハルシュタット湖畔

訪ねてみたかった所に行くことができました。オーストリアのザルツカンマーグート地方にある村、ハルシュタットです。私が訪れたのは8月の13日。塩鉱を見てからハルシュタット湖畔の店で昼ごはんを食べていると急に激しい雨。でも、店を出る頃には上がって、雨上がりの景色を楽しませてくれました。ゆっくり散策する時間があれば、もっとよかったと思います。オーストリアに行く機会があれば、もう一度行ってみたいところです。ボートハウスとして使われている舟屋が湖面に影を落とし、旅情を誘います。

2007年9月26日水曜日

ハイリゲンブルートの村

展覧会の出品用として描き起こした12号の絵です。スキャナーでは取り込めないので、デジカメで撮影してからフォトショップで明るさ色調など調整してあります。実際は、もう少し明るい黄緑色のトーンになっています。写真の場合も同じことが言えそうですが、絵の場合も原画とディスプレー画面上での色彩に違いがあります。特に太陽光の環境でデジカメ撮影した絵は、水彩紙の白地がセプアがかってしまい、その調整がなかなかうまくいきません。私の場合は、朝の早い時間帯にガラス越しの太陽光で作品を撮影しています。照明も使ってみたのですが、自然な色彩で撮るには、自然光が一番いいかと思います。白地をくっきりと白くして色彩はなるべく原画に近いものを再現する方法が、今の私には分かりません。どなたかフォトショップの使い方などご存知の方がいらしたら、教えてくださると幸いです。

2007年9月16日日曜日

ミヒャエル広場付近(ウイーン)

ウイーンのミヒャエル広場に向かって左手の小路を入り、アーチをくぐると、中庭に面した住宅の一角に出た。どこでどんなモチーフに出合うか予測がつかないのが旅の楽しさ。メインストリートの風景よりも、こういう何気ない場所が私は好きだ。

2007年9月12日水曜日

小さな船着場

オーストリア旅行4日目。ハイリゲンブルートを発ってアルプス山岳道路を通り、パステルツェ氷河を見学。夕刻、ツェルアムゼーの町に着く。ツェル湖の湖畔に建つグランドホテルの建物の後ろ側に回る。小さな船着場があり、いくつかのボートが係留されている。後片付けをしているのか先刻より桟橋で働く人がいる。

ハルシュタットの教会

オーストリア旅行9日目。ハルシュタットの町を訪れる。船着場の辺りから山側に少しあがった辺りで、振り返ってみるとハルシュタット湖と教会が見える。この町では2時間ほどしか居られなかったのだが、もう少しゆっくりと散策したかった町だ。船に乗って湖の上から町を眺めてみたかった。

黄色い家

バート・イシュルを流れているトラウン川の畔に一際目立つ黄色の家がある。ホテルなのか、それともレストランなのか遠くでは分からないが、窓のつくりを見るとホテルなのかもしれない。その後ろに隠れているように見えるのは、ゴルデナーオックスという4つ星のホテルだ。

2007年9月11日火曜日

バートイシュルの橋

オーストリア旅行8日目。バートイシュルの町に夕方つく。夕食までに時間があるので、早速町に出る。ホテルの近くにある橋に立つと、対岸の建物の黄色がやけに目に付く。夕日が照り返していっそう鮮やかにしているのだ。橋を渡り、さらに上手の橋を通ってこちら側に戻ってくる。エスプラナーデと呼ばれる散歩道を歩く。木陰に入って、川岸の柵から黄色い建物をスケッチする。あとで調べてみると、そこはゴルデナーオックスというホテルのようだ。

2007年9月9日日曜日

ラツテンベルグの町並み

オーストリア旅行6日目。ラッテンベルクを訪れる。ここは、イン川沿いの小さな町。銀山で栄えていたが、17世紀にはもう採掘されなくなっていた。貧困財政のため修復建て直しができなかったので、ほぼ
完全な形でルネッサンス時代の都市の姿をとどめることができた。ここは、町の入り口に当たるが、イン川沿いの土手からの景色もなかなかに美しい。

2007年9月8日土曜日

メルク修道院の庭

オーストリア旅行10日目。バートイシュルの街から、スティフト・メルク修道院に向かう。修道院の敷地内にあるステイフトパーク(公園)の中の木立を描く。

グラーツのドーム教会

オーストリア旅行2日目。オーストリア第二の都市グラーツに泊まる。グラーツは、スラブ語の「グラデツ」に由来する。古来この町は、東からの外敵に備える要塞の役割を果たしていたようだ。レンガ色の屋根が続く旧市街の中でも、このドーム教会の建物は印象的だ。

カフェ・ムンディング

オーストリア旅行の5日目。チロル地方の中心地インスブルックを訪れる。雨の中、市内観光をしてから自由行動になり、旧市街の中を散策。この地方で最も古い自家製ケーキ店、カフェ・ムンディングは
1803年創業で、建物も何度か修復されてきたはずだが、往年の面影を残しているように思う。30種類以上のコーヒーがあり、「黄金の小屋根」のかわら型チョコも有名である。

2007年9月7日金曜日

ハイドン教会

オーストリア旅行2日目。ウイーンからハンガリー国境に近いアイゼンシュタットに向かう。この町は、ハイドンゆかりの地ということで、ハイドンの住居跡や自作の演奏をした大広間のある城など観光する。ハイドンの墓所として知られるベルク教会(ハイドン教会)でスケッチ。教会を取り囲むように階段があり、一周できるようになっている。教会の地下にも礼拝の部屋がいくつかあり、一巡りする。小さな 丘全体が教会になっている。

ハイリゲンブルートの朝

8月5日より オーストリアに旅行する。3日目に訪れたハイリゲンブルートの村。山間の谷間に家々が散在し、少し小高いところに教会がある。なんとも素敵な雰囲気を持つすばらしい景色が広がる。翌朝
近くを散策しながら、数枚のスケッチを描く。霧に包まれた牧草地の囲いの中で、羊が角をつつき合わせて喧嘩する音がゴツゴツと響いてくる。何をそんなに喧嘩する必要があるのか皆目検討も着かないが、思わず笑ってしまう光景だった。羊にもいろいろとあるのでしようね。

2007年9月2日日曜日

善福寺公園・晩夏2

いつも集合場所にしている所で、2枚目を描く。左手の背の高い木が画面を左から支え、その足元に吸い込まれるように池面が右奥に湾曲している。右手の葦原の部分がやや軽くなってしまったように思う。はたして、奥行きのある絵になったであろうか。

善福寺公園・晩夏

久しぶりにスケッチ会に参加する。9月に入ったとはいえ、残暑の公園でのスケッチとなった。何処を見てもまだ夏を思わせる緑一色。先生の話では、描きにくい季節らしい。木々の緑に変化が無く、その違いが表現しにくいとのこと。明暗や色彩の変化を、遠近としてとらえて描くようにすれば良いことを教わる。遠くの木々は、ゆっくりやさしく軽やかにダーマトの線を引き、近くのものは、早く強いタッチで荒々しく線を引くと、ものの遠近感が表現できる。それに彩色を施していくことになる。
見るものの視線を誘うような線の強調、画面全体の流れ(動き)を意識することなど、とても興味深い話をきくことができた。